本物の木の良さ 6ポイント

新潟県はとても湿度が高い県です。
そんな湿度の高い土地には、木をふんだんに使った木造の家が一番!!

 高田測候所では下の表でも分かるとおり、とても湿度の高い土地で
年間平均湿度75%というデータがでています。快適だと感じる湿度は
40%~70%といわれていますのでとてもムシムシした土地柄です。
特に秋から春にかけて(10月から3月まで)は他県よりも群を抜いて
湿度が高いですよね。
 そんな湿度の高い土地には、木をふんだんに使った木造の家が一番
適しているのです。なぜならば、湿度が高くなったら木は湿気を吸い、
空気が乾いてきたら木は湿気を放出します。

 このように木は住宅になっても、湿度の調整をし、呼吸をしてくれ、
私達の体を家を守ってくれているのです。湿気はそのままほっとくと
カビになり、アレルギーの原因になるといわれています。


 「木は伐採しても生き続ける」
変なこと言うなあと思われるでしょう。
私も初めてこの話を聞いたときは「なんだそれ??」と思いました。
でも、あるお客様から実際にマツヤニがでている箇所を見せて
いただき、お聞きした話でホントだったんだと納得しました。

 お客様の話によると、「家を造ってから何年も経つのに松の木から
マツヤニがまだでているんですよ」というのです。どうですか?
木は伐採してからも生きていることを信じていただけましたか?
そして、湿気が高い土地には木をふんだんに使った木造の家が一番
適しているということも・・・。

 人はある年齢になると屋外の緑とか自然のものにシフトするそうです。
それまでは気にしなかったのに、突然その時がくるそうです。
木も自然のもの。生活の一番身近の存在なのだと思います。

ほかにもある6つのメリットあげてみました。

 1.安心して暮らせる
 2.健康に暮らせる
 3.丈夫で長持ちする
 4.自然素材のムクの木材は、シックハウスの原因のひとつといわれている
     有機化合物を発生しないので安全
 5.木の暖かさ・木の感触をいつも感じられる
 6.木と自然の恵みを感じられる

木が人に与える効果 そのメリットとは…

 木が人の体に与える4つのヒミツとしてどのようなことがあるのでしょうか?


【1.木の床は疲れにくい】

 木はコンクリートなどに比べ適当な弾力性があるので、疲れないし足を傷めな
いといわれています。そして、転んでもケガをしずらいともいわれています。

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 私の子供がお世話になっていた幼稚園では、2002年にホール(体育館)と
年長児童の教室などを「にいがたスギブランド材」を使って増改築しました。
幼稚園では7月中旬からの暑い期間だけ『はだし保育』をして足を鍛えています。
園長先生のお話で「子供たちの体、足腰に負担が少ないように考え、木を使いました。」
と話されていました。

年齢を重ねると足腰の自由が利きずらくなりますが、木を使えば
コンクリートよりは、私達の体に対するダメージも少なく、大切な体をいたわることがで
きるのではないでしょうか?

人間の体は足腰から弱ってきて、足腰が弱ってくると
動かなくなるので体力もなくなってきます。家を建てるときは、足腰の健康に影響
する床の材質を慎重に選ぶ必要がありそうですね。


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手洗い場の周辺です。
中央の柱の周りのいすにアイディアが感じられます。子供たちがここに座ってホッと
一休みなんてことも… 年長児の教室です。
木のぬくもりが感じられる教室です。裸足で元気に遊んでいるのでしょう。


両方とも「にいがたスギブランド材」が使われています。

【2.木の床はダニが少ない】

 以前から『シックハウス』のことがいろいろと問題になり、ダニは「シックハウス」の
原因のひとつとして考えられています。最近では「シックハウス」対策の一環として
建築基準法の一部が改訂されたくらい注目されています。
木の床はジュ―タンなどと比べて掃除がしやすく、ダニのエサになるホコリが
たまりずらいなど、木の床は衛生的で、体にも安心で安全です。

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【3.木肌は目にやさしい】

 木は紫外線を吸収し、有害な紫外線をほとんど含んでいないので目を刺激しま
せん。また、木の表面が細かいデコボコの面でできているので、木が光を吸収し
人間の目にはやさしい光として感じられます。

  ただし、年月が経つと変色して黒ずんだり汚れたイメージになる欠点があります。
特に外部のひざしが強い箇所では、木の変色が早く進みます。

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【4.木のぬくもり・暖かみ 】

 熱の伝え方を比べると鉄は木の500倍、アルミなら1700倍の熱を伝えやすい物質
です。コンクリートも鉄やアルミとほぼ同じことがいえるのではなでしょうか?
 コンクリートに手をつけたり床の上に立ったりすると、すぐに体が冷えてしまうという
体験をしたことがありませんか?こんな冷えは健康にはよくありません。
ところが木の床にすると、足の温度ははじめだけ少し下がりますが、そのうち
足の温度は上がっていきます。これは熱が拡散せずに床にたまってゆくことから
おこる現象です。
 最近では床板を木にする家が増え、厚みのある床板を使うことによって床を
歩いた時に暖かみを感じることができます。

木が人の心に与える4つのメリット

 木が人の心に与える4つのメリットとしてどのようなことがあるのでしょうか?

【1.自然の木目(もくめ)は心を落ちつかせてくれる】

 木は自然の素材だから、木目は微妙に間隔や色合いが違い、結して同じ木目
はありません。逆に、人工的に作ったシマ模様で間隔も太さも色合いも同じにする
と、人間は落ちつけないという実験結果があります。木の木目はその不規則さ
が心を休ませ落着かせてくれるのではないでしょうか?

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 また、木目を見ていると暖かく、どこか懐かしい感じを受けたことがありませんか?
この暖かさ、懐かしさも心を落着かせてくれるひとつの要素ではないでしょうか。

【2.木の香り(森林浴)】

 森に入ると何とも言えないすがすがしい気分になり、心がとてもなごむ
体験をされたことはありませんか?

このように森の中で森林浴をしたような感じにさせてくれるのは木から
揮発成分が放出されているからです。
その揮発成分はフィトンチッドと呼ばれていて、細胞を殺すという意味です。
森の中の空気はかなりの殺菌力があるそうなのでフィトンチッドで空気を
きれいにしているというところでしょうか。

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 このフィトンチッドには、ゴキブリを追い払い、ダニを殺す、カビを防ぐという
効果もあるといわれているので、家の中の芳香剤などにも森林浴の香が
良く使われ、部屋の空気をきれいにし、すがすがしい気分になれるのですね。

 住宅に木を使っていれば、ゴキブリを追い払い、ダニを殺す、カビを防ぐ効果も 
得られ、いつもきれいな空気を無意識のうちに吸い、快適な生活できるという
ことになりますね。

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【3.室内の音環境】

 木はバイオリンのような楽器に使われる音を反響する素材で、音を発することも
吸収することもできます。木の家では室内の音を程よく吸収したり反射したりして、
音を和らげてくれる作用があります。
鉄筋コンクリートづくりではマネできない効果です。鉄筋コンクリートだと声が反響して
耳ざわりなこともあり、子供の声、物音などを不快に感じるなどということもあるようです。

 そして、親がいつも子供の大きな声や物音に気を使い、結果的に子供をのびのび
育てることが難しい環境かもしれません。

 木の家は、体にもやさしく音も程よく吸収してくれるので、このような気遣をせず
に子供をのびのびと育てられるのではないでしょうか?

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【4.学校ではこんなメリットも・・・ 】


 学校では木造、又は木造でなくても木の内装を施してあると温度や湿度環境が
よくなったりケガをする割合が減るだけでなく、先生や生徒も疲れにくい、校内
暴力が起こりにくいと言われています。また、生徒が集中して授業をうけられる
という傾向も見られるそうです。

 これは木という傷みやすい材料と付合うことで、自然に人や物に軟らかく対応する
習慣を身につけて行くからであり、心の問題のようです。
 
 木は良く使われる柱のほか、部屋の内装の材料として使えば、体の疲れ、心の
疲れの両方を癒してくれるのですから、子供部屋、寝室に効果的に使いたいも
のです。


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娘の通っていた幼稚園のホールです。
総合遊具とも新潟県内産のスギを使って造られています。

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運動量の多い子供たちがケガをしないようにという配慮のもと造られたそうです。
床は足元が冷えないように、足腰に負担が少ないようにと配慮されているそうです。


木の強さ

【1.木造住宅は火災に弱くない 】


 万が一、つまり火災の時のお話です。

火事になったら住宅は燃えてしまいます。
でも鉄やコンクリートの家に比べて木造住宅は安全なのです。
なぜなら、家は大きな断面の木材(柱、ハリ)が多く使われて
います。火事になると、木材の表面が燃えても中心まで燃えるには
時間がかかります。

30分の火災で表面から18ミリ程度燃え、条件が悪くても
24ミリ程度(上越周辺地域の柱は120ミリ×120ミリが多く
使われている)の燃焼ですむという実験結果があります。

また、木の中心部に進むにつれ燃焼に必要な酸素がいきわたらずに
燃焼速度が遅くなります。そして木の中心部は無傷なのです。
建物が崩壊するまでに時間がかかります。

でも、鉄は熱で温度があがると急激に強度がおち建物が崩れ
やすくなります。消防隊員もその事を知っていて、鉄骨の建物が
火災になると決して建物の中へは入らないそうです。

また、最近の火災では、煙にまかれて死亡する人が多いそうです。
木も不完全燃焼して煙をだしますが、部屋の中には有害な煙を出す
石油製品(プラスチック製品など)が多くあり、その石油製品から
でる煙の有害さのほうが木の煙よりも危険性が高いといわれています。


【2.木は軽くて強い】

 1cm×1cmの同じ太さのスギの棒と鉄の棒を比較した場合、
綱引きのように引っ張った時の強さは鉄の方がスギの5.5倍の
強さがあります。なんとなくわかりますよね。

逆に重さ当たりに換算したらどうでしょう。
結果はスギの方が鉄筋コンクリートより4倍強くなります。
ウソのような本当の話です。

スギと鉄筋コンクリートで同じ強度の建物を建てた場合、
スギの方が軽い建物になるということです。
軽いとどんなメリットがあるのでしょうか?

 ①基礎工事が簡単にでき、工事費用が少ない 
 ②運搬や工事をするための労力が少ないので地球や
  職人さんにやさしく、工事費用が少ない
 ③地震のとき、重い建物ほど大きなエネルギーがかかり
  崩れやすいので軽い建物が有利で安心
  
  ※参考資料・・・棟梁も学ぶ木材のはなし 上村 武著

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